KROW株式会社

KROWの考える複業とは?

KROWでは、基本的に「ふくぎょう」のことを「副業」ではなく、「複業」と表現しています。そのことについてご説明をさせていただきたいと思います。

複業と副業、兼業の違い

一般的には、
  1. 副業=サブ
  2. 複業=マルチ

と解釈され、二つ目の仕事の位置づけに対して、補助的なものか、優先度が変わらない並列ものなのかで、区分しています。

当社もこの考え方にも賛同していますが、別の区別の仕方もあると思っております。 それは、一つ目の仕事(、本業という表現をしたほうが分かりやすいかもしれないですね。)と 二つ目の仕事の関係性にあると思っています。一つ目の本業の知識、経験を生かし、二つ目の仕事をする場合は、 複業となり、経験を生かさない場合、副業になると考えております。

具体的に例で説明しますと、一つ目の本業で人事をやっている方が、二つ目の仕事として、夜、コンビニで働いた場合は、 本業の人事で得た知識、経験は生かしにくいので、副業になると思います。一方で、この人事の方が、二つ目の仕事として、 他社の人材採用の仕事のお手伝いをする場合には、複業と言えると考えています。

別の例だと、テレビに出ているお笑いタレントがYouTubeでもコントをはじめたら本業のノウハウでやっているので複業になるが、 サラリーマンが趣味のYouTubeを始めたら、本業と関係ないので副業になります。 二つ目の仕事の内容ではなく、やる人によって表現が変わる例です。

また、副業から得られる収入が大きくなってくると、副業と言わずに兼業と表現することが多くなってきます。

複業と副業、兼業の違い

複業を推進する訳

KROWが副業ではなく、複業を推進するのは、下記の観点からです。

  1. 高い付加価値
  2. 効率性
  3. 本業とのシナジー

高い付加価値

これまでのキャリアパスで得てきた知識、経験を本業の会社だけでなく、他社で生かすことは、付加価値の高い仕事の提供ができると考えております。 仕事を依頼する会社の方々は、詳しい方にお願いしたいと思っております。そのため、本業で経験を積んだプロの方々にお願いしたいと考えております。

一方で、複業者の方々の中には、二つ目の仕事では、本業で経験できないことに挑戦したいという思いをお持ちの方もいます。 そのような方には、本業で積んだ経験をまずは、提供いただき、クライアントと信頼性を構築した後で、本業でやったことがないことであることを 説明したうえで、挑戦を行うようにお願いしております。また、当社としては、職場が変われば、業務の説明方法ややり方など、 全く同じではないところが出てきます。そういう部分も新しいことにあたると思っています。

効率性

複業を行う上で、考慮しないといけないことの一つが時間です。本業がある中で、二つ目の仕事を加えるにあたっては、 総業務時間がふえる傾向にあります。ですので、二つ目の仕事を如何に効率的に行うかが重要なテーマになります。 経験の少ない初めてのことだらけだとどうしても効率的に行うことは難しいです。ですので、本業で蓄えたノウハウのある業務を二つ目の業務に していただきたいと思っております。

本業とのシナジー

「副業」でも、本業の組織としてお金を稼いでいるところから、個人でお金を稼ぐ難しさ、面白さを経験することは有意義なことだと思っています、 ですが、二つ目の仕事が本業と違いすぎると、本業の知識、経験への貢献は難しいです。本業と同じ専門分野で複業を行うことにより、 本業で経験できない業務を行うことにより、よりその業務を理解し、知識、経験が積めます。これも複業をやる意味、意義の大事な一つだと思います。

本業で活躍・出世したいと考えている人にとって、自社内の業務経験だけではなかなか先輩を追い抜くのは難しいと思います。
社内での重要な仕事の割り振りは先輩社員に任されることが基本的に多いはずです。先輩社員より経験を積むためには、 複業で経験を積むという方法もあると思います。

KROWは、お客様に満足してもらえる価値を提供しやすいのは、本業で得た知見を活用する複業にあると思っています。 また、価値提供だけでなく、複業者にとっても収入以外のめりっとがあり、Win-Winな関係を構築できると考えており、複業を推進しています。

複業のメリット

上に記載しました当社が副業ではなく複業を推進する理由以外に、複業のメリットについても記載しておきます。これは、副業のほうでも言えることですので、混乱しないように分けて記載します。

  1. 評価基準が広がる
  2. 自己決定権を実感する
  3. 人脈が増える
  4. 社会を理解できる

評価基準が広がる

本業の会社の中だけで、自分をみていると、その職場の環境の中で自己について判断しがちですが、場が変わることによって、 新しい評価基準が見てきます。これは、自己に対してだけでなく、物事の実行する、しないといった判断においても言えることです。

評価基準を広げるためには、転職も良いと思いますが、自社が気に入っている場合など使えないので、複業でいろいろな職場を見てみるのは 良いことだと思います。

自己決定権を実感する

上の「評価基準が広がる」では、自分が評価されたり、他の人がどのように評価、判断を するのかという話でしたが、複業(副業)を始めると、自分で決定しないといけないことだらけです。自分で責任を取らないといけない場面が増えます。 こう書くと、重たい話になりますが、反面、自分ですべてを決定できるということです。これは、慣れてくると楽しく、やらされ仕事ではないので、 モチベーション高く行えます。当社は、「働くを楽しくカッコよく」というミッションを掲げています。是非、自己決定した仕事を通して働く楽しさを 実感していただきたいです。

人脈が増える

新しい業務を通して、人と接していきますので、人脈は当然増えていきます。本業だと●●株式会社の人と認識されており 、やはり会社の人脈である部分が否定できないです。ですが、複業だとあなた個人がやっているいるので、あなたの人脈になります。 これは時間が経つにつれて大きな資産になっていきます。

社会を理解できる

複業(副業)を始めると、契約、税制度など、ビジネスの周辺にあることも理解していかないといけなくなります。 慣れないうちは、厳つく難しく避けたいですが、避けれないので、理解するために学んでいくとだんだん楽しくなっていきます。 これも複業のメリットの一つだと思います。

複業をやってみましょう。

複業者に興味のある方は、KROWに登録して、複業を経験してみませんか?