営業職には営業代行の副業がおすすめ!メリット・デメリットも解説
営業のスキルを生かして収入を得るためには、営業代行がおすすめの副業となります。出張が多い営業職の方や、営業スキルを活かした副業を模索する方にとって、営業代行の仕事は賢く稼ぐ機会となります。
営業代行を副業として始める方法や副業のメリット・デメリットについて詳しく解説しますので、ご参考にしてください。
副業としての営業代行ってどんな仕事?
ここでは副業としての営業代行がどんな仕事なのかについて解説していきます。
営業代行とは?
営業代行は、企業や個人の営業活動を代わりに行うサービスであります。副業で営業代行をする際には、営業先で他の商品を提案したり、週末や空いた時間に活動することになります。時間や機会を有効活用しながら、無駄なく働くことが可能となります。
営業代行で副業をするメリット
ここからは営業代行で副業をするメリットについて解説していきます。
収入が増える
営業代行の副業に取り組むことの最大の利点は、別の収入源を持つことが可能ということです。テレアポに特化した代行サービスを提供する場合、1回あたり20,000円のアポを10回獲得するだけで20万円の収入が得られます。
さらに、複数の収入源を確保することにより、本業の収入が減少した際にも生活への影響を軽減することができます。
スキルが身につく
営業代行を副業として行うことは、営業のスキルを向上させる機会があるという利点があります。商品によっては、顧客層や解決すべき課題が異なるため、様々な商品を取り扱うことで、多様な状況に対応する経験を積むことができます。
さらに、営業の経験を積むことで、提案の幅が広がり、営業職であれば総合的な収入向上に繋がる可能性があります。
副業で得た実績がキャリアアップに繋がる
副業で培った営業代行のスキルを活かすことで、転職や独立などのキャリアアップに貢献することが可能です。転職時には、本業と副業の実績を両方アピールすることで、他の営業担当者との差別化を図ることができます。
さらに、副業を通じて営業代行企業を興す際に必要な人脈や実績を築くことも可能なため、将来的に独立を考える場合にもおすすめです。
人脈を増やせる
副業で営業代行を行うことで、自身の人脈を広げる機会が増え、他の業界の方々とも繋がりを持つことができます。 例えば、副業を通じて新たな見込み顧客を紹介してもらうことで、ビジネスチャンスを広げることができます。
また、キャリアの向上を目指す際には、有益なアドバイスやサポートを受けられる可能性もありますので、人脈形成のメリットは非常に大きいです。
営業代行は費用をかけずに始めやすい
営業代行を行う際、オフィスや特別な設備を用意する必要がないため、副業として始めやすいのが利点です。例えば、ブログサイトやアフィリエイトを始める際には、ドメインやサーバーの費用がかかりますが、営業代行ではそのようなコストが不要です。営業代行は通話が多いため、スマートフォンや固定電話が最低限必要であり、訪問が必要な場合はスーツなどの準備が必要になります。
営業代行で副業をするデメリット
ここからは営業代行で副業をするデメリットについて解説していきます。
本業に支障が出る可能性がある
副業に過度に時間を費やすことで、本業に支障をきたす可能性があります。たとえば、副業に疲れてしまい集中力が欠如し、本業が滞ることが考えられます。また、副業の対応のために本業を疎かにしてしまうことは避けるべきです。
両立可能な範囲で副業の業務量を調整することが重要です。
収益の見通しが立てにくい
成果報酬で営業代行を行うと、収入が毎月不安定になる可能性があります。収入が多い月もあれば、1円も稼げない月も出てくるかもしれません。そのため、長期的な収益を予測するのは難しいです。
副業収入だけで家計を支えるのはリスキーかもしれないので、付加的な収入源として考えましょう。
トラブルがあっても個人責任で対処しなければならない
副業の営業代行を行う際は、個人で契約を結んでいるため、万が一トラブルが発生した場合は自己責任で対処する必要があります。特に、受注したお客様とのトラブルが生じた場合、損害賠償を求められる可能性も考えられるため、慎重に行動することが重要です。
トラブルを未然に防ぐためには、クライアントと積極的にコミュニケーションをとり、損失時の責任の所在などを明確にしておくよう心がけましょう。
副業で営業代行をする際におすすめの業界・業種
ここでは副業で営業代行をする際におすすめの業界や業種について解説していきます。
不動産営業
不動産営業を副業として始める際には、不動産会社と業務委託契約を締結する方法が適しています。この方法では、成約時に設定された手数料分の報酬を受け取ることができます。ただし、個人で不動産仲介業を始める場合は、宅建の資格取得や専用のオフィス設置が必要であり、手間やコストがかかるため、おすすめできません。
IT商材の営業
インターネット回線やクラウド型サービスを含むIT商材の営業は、電話セールスでも高い成果が見込め、案件数も多く、おすすめです。IT商材では、複数の課題を抱える顧客や、デジタル化が進んでいない企業に対して、複数の商材を組み合わせて提案することができます。
多岐にわたる選択肢から、顧客のニーズに最適な提案を行う能力が求められるため、ソリューション営業が適しています。
結婚相談所の営業
結婚相談所の営業代行業務では、登録会員に対して面談を行い、パートナーマッチングの支援を行います。過去の営業経験で培った聴取力や交渉力などのスキルが活かせるだけでなく、他の業種と異なり売上目標が設定されていないケースが多いため、副業として時間を割ける方にも適しています。
副業で営業代行をする際におすすめの副業サイト
ここからは副業で営業代行をする際におすすめの副業サイトについて紹介していきます。
ウルマップ
ウルマップは、ビジネスパーソンと企業をつなげ、新たな取引の機会を提供するプラットフォームであり、100以上の取引案件から最適な商材を見つけ出すことができます。幅広い商材を取り揃えており、さまざまな営業経験を通じて自己の提案力を向上させ、スキルアップに繋がる利点もあります。
Sidebizz(サイドビズ)
Sidebizzは、フリーランスや個人事業主のセールスパーソンと企業をつなぐサービスであり、報酬は「見込み顧客の紹介」「アポイント」「受注」の3つの形態で支払われます。見込み顧客をご紹介いただくだけで報酬が得られ、セールスパーソンには売上目標がないため、本業との調和を求める方に最適です。
Saleshub(セールスハブ)
Saleshubは、営業に課題を抱える企業と、フリーランス・副業の営業職の方をマッチングする営業支援プラットフォームであり、登録者数は25,000人以上、参加企業数は1,800社以上となっています。
また、本業の人脈を活かして紹介できる企業や業者を登録すると、クライアントからオファーを受け取れる「紹介先登録」というシステムが特徴となっています。
まとめ
営業代行とは、企業や個人の営業活動を代行するビジネスです。目標顧客を訪問したり、電話でアポイントを取ったりして、クライアントの商品を宣伝するチャンスを生みます。また、見込み客に情報提供を行ったり商談を代行して成約に持ち込む場合もあります。
その他、ウェブサイトを通じて集客することもあります。営業代行の副業向きの特徴には、営業経験がある人、副業時間を確保できる人、人脈が豊富な人などが挙げられます。報酬体系には、固定報酬型、成果報酬型、複合型報酬の3つのタイプがあります。
営業代行の副業には、初期投資がほぼ不要であり、収入やスキルアップ、人脈構築など多くのメリットがあります。一方で、トラブル時には1人で解決しなければならないなどのデメリットも考えられます。
営業代行の副業を行う際には、自身の健康状態や機密情報の適切な管理、確定申告などに留意する必要があります。また、本業の雇用先によっては副業規制や許可制が存在することもあるため、事前に確認を行うことが重要です。
「複業」をはじめよう!
KROWはこのようなご自身の持てる能力を広く社会に還元する(複業=Multiple job)意欲のある方をサポートしおつなぎしております。
現在会社員の方はもちろん、フリーランスの方、資格をお持ちの方、起業家の方など「真の意味の複業」を目指す人を募集しています!
[取材・編集 KROW編集部]
コメント