本業も副業も楽しむ時代へ!営業職から広がるキャリアの可能性

会社員向け

時代の変化とともに多様な働き方が可能になった現代。KROW Media では、そういった現代において「自分らしく働く」人にお話しを伺い、メリットや困難だった点をご紹介します。読んでくださる方にとって「一つの選択肢が増える」そんな記事になれば幸いです。
第2回は、大企業に所属しながら、KROWを通してスタートアップ企業でパートナーセールス業務を行っている片野さんにお話しを伺いました。

会社の倒産や経営危機、、、ピンチをチャンスと捉え、転職に挑戦

—現在の働き方やそれに至るまでのキャリア、KROWとの出会いを教えてください。

(左写真:片野さん)
キャリアのスタート、そして現在も私はずっと営業職に従事しています。新潟県出身で22〜23歳のころは、地元で大手通信会社の法人営業を7年担当していました。
マネージャー職も経験し実績を積んでいたのですが、会社が倒産し転職せざるを得ませんでした。その後転職した会社は、本社は新潟県だったのですが転勤で東京五反田へ移ることに。その転居先でKROW代表の池田さんとお会いしました。

その後も会社の危機などがあり、地元へのUターンか東京での転職という選択肢がある中、現在所属する会社(本業)の求人を見つけ今までの経験が活かせると思い、後者を選びました。

現在は、大手IT企業に所属し、弊社のECサイト(ショッピングモール)に出店してくださっている会社さまの売上を伸ばすことをメインに働いています。サイトの訪問者数や閲覧数を分析し、伸ばすための施策などをご提案しています。

複業では、KROWを通して「株式会社COクリエイト(コクリエイト)」のパートナーセールス業務を行っています。同社サービスの1つ「はぴこ」に参画してくれる(サービスや商品を提供してくれる)パートナー企業の新規開拓を行っています。
※株式会社COクリエイト・・・・個々人、企業、団体が自身のサービス・商品を福利厚生として提供し、お互いを支える仕組み(生活改善プラットフォーム)を作成・提供している。「はぴこ」は、コミュニティ/企業/団体が自由に設計/カスタマイズできるマーケティングプラットフォームを提供している。

周りの環境にも後押しされ、本業の経験を活かせる複業を選択


—今の働き方(複業)を選んだ理由や、きっかけを教えてください。

本業での経験を活かせる場があるならやってみたいと思ったのがきっかけです。また独立する人が周りに多かったため、「ベンチャー企業で働いてみたい」という興味も以前からありました。後で気づいたのですが、現在本業で所属している会社も複業を推奨していたので有難かったですね。

裁量とツールで乗り越える!本業×複業を両立するための工夫

—複業を始めて大変だと感じることは、ありましたか?

時間配分が難しいですね。本業と複業、両方が急に忙しくなったりすることがあるので。ただそういった時に本業も複業も在宅ワークがメインなので、その点が有難いと感じます。逆に在宅という働き方だから、できることかもしれません。

また上記のような「急な忙しさ」は、ツールを活用して対策をしています。稼働が難しい場合や予定がある場合は、あらかじめカレンダーに入れる(ブロック)しておき、スラックなどで事前に共有しています。

私の場合、平日の空いている時間帯(2~3時間)を活用して複業を行っているのですが、
誰かから指示をもらって動くのではなく、自分が主体となって動く(裁量を持って、自分のペースで働ける)ので、そういったやりやすさも本業・複業を両立する上で大切だと感じます。
代表から「この依頼に対応してほしい」とご連絡をいただき、適宜対応しています。COクリエイトでは、私と同じポジションの方があと2人いるのですが、その方々とは対等(並列)の関係なのでそれも働きやすさの一つかもしれません。

意思決定の速さと主体性が鍵!複業で感じたベンチャー企業の魅力

—複業を始めて良かったことを教えてください。

興味があったベンチャー企業で働き、「会社の動き、流れ」を知ることができたことです。また複業を通じて多くの人と出会い、知見も広がりました。特に印象に残ったのは、COクリエイトの代表三浦さんですね。
会社を立ち上げる意図や意味が明確で、しっかりとメッセージにして発信していらっしゃる姿に惹かれました。本業にて大手IT企業で働き、複業でベンチャー企業を経験し、その違いも知ることができました。一番の違いは、「意思決定の速さ」ですね。当然ですが、ベンチャー企業の方がとても早い。またベンチャー企業の方が一人ひとりの意見が反映されやすいと感じます。

—以前COクリエイト代表の三浦さまにインタビューさせていただいた際に、「社員には主体性や、自ら考え行動する力を求めている」、とおっしゃっていました。

そうですね、まさにそうだと思います。ベンチャー企業では「自分の考えや意見を伝えること」を推奨され、主体性が求められていると感じます。私も常日頃仕事中は、パートナー企業さまに対し、積極的にご提案などを行い、「どうすれば最終的に弊社サービスの利益になるのか」を考え行動しています。これは本業においても同じです。

また、本業や複業に関わらず、働く場所を選ぶ時は「会社を始める意図や社長の思い」を私は注視しています。(全てのケースがそうという訳ではありませんが)、その思いに共感できるか、といったところも大切だと思います。

知見を深め、次の挑戦へ――複業を通じて見えた未来の目標


—片野さまにとって「複業」という働き方は、どのようなものですか

色々な知見が広がり、自身の経験も増やしてくれるものだと感じます。もちろん収益にも繋がりますね。前述の通り、「やってみて気づいたこと」もたくさんありました。

—これから挑戦したいことがあれば教えてください。

いくつかあるのですが、まず一つは本業での経験・スキルを生かして自身の会社を立ち上げること。その他、小売業にも興味があります。現在私は化粧品やサプリメントのメーカーさまを担当しているのですが、そのように「使ってくれる方に喜ばれる商品」を扱いたいと思っています。また、KROWとの縁を生かして他の複業にも挑戦してみたいと思っています。現在行っているパートナーセールス業務だけでなく、マーケティング関連のお仕事にも挑戦したいですね。

<編集部より>
所属していた会社の倒産や経営危機などのピンチをチャンスと捉え、柔軟に次の選択肢を考える片野さんのお姿は、「本業で身につけた知識や経験」からくる自信に満ち溢れていました。今まで自分がしてきたことに自信を持ちそれを武器に新しい環境に挑戦する、そんな前向きなパワーを頂けました。

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