複活懇親会 in 代官山 開催レポート
2022年7月12日(火)代官山 のCoffee and Works by Wise Labo®︎ にて、複業マッチングイベントが開催されました。とてもオシャレな空間での開催でしたが、実はまだオープン前!新しい形のコミュニティシェアスペースで行われる初めてのイベントという貴重な機会を頂きました。
前回大変好評をいただいた本イベント。前回同様にタイトルを 〜シーズからはじまる複業マッチング〜 として、採用活動で一般的な「ニーズ志向」ではなく、あえて「シーズ志向」に注目。企業と複業者が実際に会って、企業のビジョン、問題点、性格、文化を知り、そこに対して複業者の能力やモチベーションからどのような貢献をすることができるのかを探り、マッチングしていく場が必要だという、代表の熱い思いで開催へ至ったマッチングイベントには今回も魅力ある企業と複業者が参加され、交流が行われました。
オープニング〜乾杯
<オープニング>
当日はあいにくの雨。開催時間が近づくにつれ、雨脚が強くなりました。悪天候を考慮して、やや開催時間をオーバーしてのスタートとなりました。
「人と人とを軸にする」
はじめに主催であるKROW株式会社の宮内CEOが挨拶。業務に重点をおいた「ニーズ志向」の考え方から、人や企業に重点をおく「シーズ志向」の考え方に発想を転換することの有意性が語られました。今回も素晴らしい企業と素晴らしい人材が一堂に会している状況に、宮内CEOが既に感動している様子が伝わります。
<乾杯>
さっそく乾杯!まずは喉を潤してメインイベントへと進みます。
企業の事業紹介&複業者アピール
いよいよメインイベントです。
<企業の事業紹介>
当日参加された企業は4社(紹介は登壇順)。今回も、実に多彩な企業にご参加頂きました。建築士事務所、エネルギー、光触媒、農業とジャンルは様々です。しかも今回はご遠方からのご参加も目立ちました。期待の高さが窺われます。メディアに取り上げられている企業もあり、華やかな実績が語られました。しかし、その実績を支えてきた「社会のために」「人類のために」「環境のために」「地域のために」という偉大な使命感の上に培われた経営理念は、確実な行動を生み、参加者を魅了します。制限時間では収まらない程の厚みでした。
ワイズ・ラボ株式会社 代表取締役 坂入充氏
カタチにする会社だと坂入氏は言います。「住」=家、「働」=仕事、「遊」=商業施設、「動」=船 4つのデザイン領域で、建築・インテリア分野のプロフェッショナルたちが「新たな価値」を生み出しています。商業施設のブランデイング、オフィスの企画、コンセプトマンションなどあらゆる依頼に対して感動を与える「ストーリー」を創る、その言葉が具現化した実績の数々はまるで芸術作品!当日の会場も細部にまでこだわりが詰まっていました。
ワイズ・ラボ株式会社 https://www.wiselabo.com
株式会社REXEV 代表取締役社長 渡部健氏
エネルギー関連事業を展開。eモビリティ事業を通じて持続可能な新しい社会の実現を目指しています。中でもEVの車載蓄電池に着目した、エネルギーマネジメントには、唸る声も漏れていました。EVの蓄電池を有事のみならず、平常時にも電力の需給調整に利用して安定的な提供につなげていく、そんな一歩先の未来を見据えた持続可能な社会の実現を促進する取り組みです。未来の移動は人にも環境にも優しい。
株式会社REXEV https://rexev.co.jp
株式会社WCS 代表取締役 ヤマシタ タカシ氏
和歌山県からご参加いただきました!光触媒(ナノゾーンコート)コーティング事業をはじめ、太陽光発電事業、ハウスクリーニング事業、リフォーム事業、飲食事業と多岐にわたる事業を展開。ナノゾーンコートは世界最小レベルの酸化チタンを使用した光触媒の除菌・抗菌コーティングです。
株式会社WCS https://www.wcsyume.com
クラベルジャパン / 農村BASE 代官山 役員 平田憲市郎氏
佐賀県唐津からご参加いただきました!問題解決業だと平田氏は言います。代官山で地方の生産者と都心のバイヤーや消費者とを繋ぐ場を展開しています。創業60年のカーネーション農家である平田さんは実に100品種、60万本のカーネーションを育てているそう。当日、新しく取り組んでいる唐辛子をお持ちくださいました。酸化していない唐辛子を使った一味はほんの一欠片でも物凄い辛さ!珍しい青唐辛子の一味に、参加者は興味津々でした。
クラベルジャパン https://clavel-japan.jp
<複業者アピール>
続いては複業者の皆様の自己アピールタイムです。今回は悪天候の影響か当日のキャンセルが相次ぎ、予定よりも少人数での開催となりました。このHPでもお伝えしておりますとおり、KROW社の強みは登録者の有能さです。当日ご参加の皆様も多彩な人材が集まりました。予定よりも時間が押しており、アピールタイムと交流時間が短くなってしまいましたが、誰もが熱心に耳を傾けていました。
参加複業者 抜粋
・大手システム会社の事業開発担当者
・中小企業診断士
・大手メーカー 経理
・シニアビジネス経験者
・DX推進ビジネス担当者
・社労士
※KROWに登録されている優秀な人材はこちらでもご確認いただけます。
懇親タイム
限られた時間となりましたが、オシャレな料理を楽しみながら懇親が進められました。複業者同士で熱心に話し込む姿も見られました。企業間の交流も盛んに行われており、実際に会って話をすることの有効性や重要性が改めて感じられました。
参加者の声
当日ご参加いただいた皆様にインタビューしてみました。一部をご紹介します。
・複業とはなんであるかがもっと知りたい。
・日本人は奥ゆかしいので、もっとアピールすべきなのだと感じた。こういった場が必要だ。
・参加企業、参加者が当日まで分からないことには良し悪しがあると感じた。良さは思いがけない出会いによって生まれる化学反応。悪さは企業側は複業者のスキルを知った上でコラボしたい場合もある。
・上場しようとする際にフリーランスの方を起用するのはリスキーなこともあるが、KROWを介すことでそのリスクを減らせると感じた。
・アピールする時間や話す時間がもっと欲しかった。
・普段出会えない方々と会える貴重な機会だ。しかし、この場だと今後のビジョンが見えづらい。
・人と直接会うことで生まれることがあると改めて感じた。
・ぜひ今後も開催してほしい。
話し足りない、もっと時間がほしい、というお声も多々聞かれました。
まとめ
最も印象に残ったのは、前回同様、人と人、企業と複業者が直接会って交流する場の必要性です。その人の経歴は文書上でもある程度わかるかもしれませんが、「人柄」「その人の持つ可能性」は実際に交流してこそ伝わります。また、人をきちんと理解することで「真のスキル」が見えてくるように思われました。
“「シーズ志向」に注目して軸を変えてみると、人や企業が既に持つスキルや強みを活かすことによって、計り知れない可能性が生まれるのではないか。また企業が現在抱えている問題にも最短距離で解決策を探れる可能性もあれば、全く思いも寄らなかった新しい事業が始まる可能性もある。”
改めて、新しい複業マッチングの在り方に期待の声が聞かれる中、イベントは結ばれました。
「複業」をはじめよう!
KROWはこのようなご自身の持てる能力を広く社会に還元する(複業=Multiple job)意欲のある方をサポートしおつなぎしております。
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[取材・編集 KROW編集部]
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