企業における副業解禁の事例を紹介!導入する際のポイントも合わせて解説。

未分類

企業における副業解禁の事例を紹介!解禁する際のポイントも合わせて解説。

近年において、国からの副業推進の動きが活発化しており、副業解禁する企業も増えてきています。

そんな中で、副業解禁の際にどのようなことに気をつければいいか不安に抱えている方もいるのではないでしょうか?

そこでこちらでは「企業における副業解禁の事例7選」から「解禁する際のポイント」まで解説します。

企業における副業解禁の事例7選!

サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社では副業が解禁されています。

サイボウズ株式会社では人事制度の方針として「100人いれば、100通りの人事制度があってよい」という考えが根底にあり、個性が違うことを前提に公平性よりも個性を重んじています。

サイボウズ株式会社が副業を解禁したきっかけは「家事・育児、趣味、地域活動など、収入の有無にかかわらず社会人には誰しも複数の活動をしている」という点から、「なぜ制限が必要?一度、解禁してみよう」といった考えに行き着いたようです。
参照:サイボウズにおける 副業(複業)の推進事例

そして、2017年には同社での仕事を副業とする人材を募集する新たな採用方法「複業採用」を始めており、副業推進企業の代名詞となっています。

富士通株式会社

富士通株式会社では、会社に申請すれば副業を行うことができます。

富士通株式会社では、柔軟な働き方の実現を目指しています。

加えて、富士通株式会社では大日本印刷株式会社と協力して副業マッチングサービスの提供も行うなど、副業推進に前向きな様子が伺えます。

ヤフー株式会社

ヤフー株式会社でも副業が解禁されており、副業解禁の背景として社内だけでなく社外でも様々な知見やスキルを身につけてほしいという思いがあります。

ヤフー株式会社ではフレックスタイムの導入やオフィス内の自由な場所で仕事ができる「どこでもオフィス」という制度の導入など、多様な働き方を目指している姿が感じ取れます。

株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントでは、2015年から副業が解禁されています。

副業が解禁されたきっかけとしては、業務時間外は従業員自身の自由な時間であるという点から拘束なしで自由に使えるべきだという考えから解禁されたそうです。

また、2019年には「Cycle(さいくる)」という副業を促進する制度も導入されており、技術者に対して業務時間外に仕事を請け負うことを許可するという制度がつくられています。

株式会社ディー・エヌ・エー

株式会社ディー・エヌ・エーでは、2017年に副業が解禁されています。

目的としては、「従業員の生産性向上」「能力の向上」を目的に副業制度とクロスジョブ制度が導入されました。

従業員のやりたいことを尊重し、それができる環境を作ることで本業自体にも良い影響を与えるだろうという考えから導入されたようです。

株式会社クラウドワークス

株式会社クラウドワークスでは、2016年に副業が解禁されました。

具体的には「ハタカク!」という新制度の一環として副業容認の運びとなりました。

そもそもクラウドワークスという副業者に人気の副業マッチングサービスを展開しており、株式会社クラウドワークスにおいても従業員が実際にクラウドワーキングを行うことによるサービスの検証・改善も目的として導入されています。

株式会社メルカリ

株式会社メルカリでは副業を推奨されています。

理由としては「どこでも通用する人材がとどまり続ける企業にしたい」という想いからきています。

本人の市場価値が向上することで、人と組織が成長し続けられる環境の提供が実現すると考えているようです。

副業解禁する際に意識したいポイント

企業が副業を解禁する上で、気をつけたいポイントがあります。

それは、「副業容認の有無の明確化」「副業を許可する上での条件の明確化」です。

2022年7月、厚生労働省によって「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が改定されました。

改定内容として「副業・兼業についての許容の有無、条件の公表」が求められています。

(4) 副業・兼業に関する情報の公表について
企業は、労働者の多様なキャリア形成を促進する観点から、職業選択に資するよう、副業・兼業を許容しているか否か、また条件付許容の場合はその条件について、自社のホームページ等において公表することが望ましい。
出典:厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン

そのため、副業を解禁するのであれば、就業規則においてルールを明確化することはもちろんですが「副業は容認されているのか」「容認されているのであれば条件はどのような形になるのか」をホームページなどで公表することが求められています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「企業における副業解禁の事例7選」から「解禁する際のポイント」まで解説しました。

もし副業解禁を考えている、もしくは副業解禁してまもないという場合は、副業解禁における意識すべきポイントが抑えられているかしっかり確認しておくようにしましょう。

本記事が少しでもお役に立てていれば幸いです。

「複業」をはじめよう!

KROWはこのようなご自身の持てる能力を広く社会に還元する(複業=Multiple job)意欲のある方をサポートしおつなぎしております。

現在会社員の方はもちろん、資格をお持ちの方、起業家の方など「真の意味の複業」を目指す人を募集しています!

[取材・編集 KROW編集部]

コメント

タイトルとURLをコピーしました