複活懇親会 in 五反田 開催レポート

イベント

複活懇親会 in 五反田 〜シーズからはじまる複業マッチング〜

2022年4月27日(水)VACANCY OFFICE 五反田にて、複業マッチングイベントが開催されました。
採用活動で一般的な「ニーズ志向」ではなく、あえて「シーズ志向」に注目した本イベント。視点を変えることで更なる可能性を生み出せるのではないか、様々な期待が交錯する中、初の開催となったリアルでのマッチングイベントには魅力ある企業と複業者が多数参加し、活発な交流が見られました。

オープニング〜複業経験者と複業活用企業の事例紹介、乾杯

<オープニング>
KROW池田COOの和やかな開催宣言から始まった本イベント。2月に企画されていたものが延期されて、ようやくリアルでのイベント開催が実現したものです。

「人と人とを軸にする」
主催であるKROW株式会社の宮内CEOの挨拶ではイベントタイトルともなっている、業務に重点をおいた所謂「ニーズ志向」の考え方から、人や企業に重点をおく「シーズ志向」の考え方に発想を転換することの有意性が語られました。潜在能力を活かす「シーズ志向」に注目した複業マッチングイベントはこれまでになかったため、参加者の期待も高まります。

<複業経験者と複業活用企業の実例紹介>
本イベントのメインとなる参加企業と複業者の紹介の前に、複業経験者と複業活用企業の事例が紹介されました。複業経験者として貴重なお話をしてくださったのは、KROW社とも懇意にしている複業者徳田吉範氏。ブリヂストンを経て、起業経験もある徳田氏の実例を示しながらの講演には、複業者の方々も興味津々な様子で熱心に耳を傾けていました。

また複業活用企業の事例として主催でもあるKROW株式会社の取り組みが紹介されました。KROW社の一番の強みは登録者の有能さとスキルや経験値の高さです。今あるニーズに人をあてがって対処するのではなく、その人材(人財)に注目して新たなビジネスを生んでいく可能性に行き着いたのはごく自然なことのように感じられました。

<乾杯>
ここまでは多少の緊張感と堅さが見られましたが、メインイベントに入る前に乾杯!
リアルイベントならではの醍醐味です。アルコールや美味しい料理が口に入ると徐々に会場も温まりました。

企業の事業紹介&複業者アピール

ここからが本イベントのメイン。食事をとりながら会は進んでいきますが、思わず手が止まり、企業の代表者や複業者の声に聞き入ってしまう様子が見られました。

<企業の事業紹介>
当日参加された企業は多彩な4社(紹介は登壇順)。どの企業も独自の視点で事業を展開し、今必要とされているものをタイムリーに提供しています。社会に必要な「未だないもの」を世に送り出すエネルギーは計り知れません。柔軟で広い視野と嗅覚をもち、豊かな発想力、実現させる行動力によってゼロをイチにしてきた企業家たちから語られる言葉一つ一つがまるで金言です。4社に一貫して感じられたのが従業員や企業間のつながりといった「人」を大切にしているということ。また、新しい働き方の提案や魅力ある人材との出会いを強く求めているということでした。こういう人材が欲しいという固定概念があるわけではなく、優秀で経験豊かな「人」との出会いによって、新たなビジネス展開やチャンス、可能性を模索したいという想いが感じられました。

AXLBIT株式会社 代表取締役社長 長谷川章博氏
サブスクの管理や業務を自動化するソリューション、SaaS型アプリケーションプラットフォームの開発・運営、クラウドサービスの運営等、各種サブスクリプションサービスを展開。伊東に開設されたペンション型ワーケーションオフィスの紹介には会場から憧憬の溜め息がこぼれていました。
AXLBIT株式会社 https://axlbit.com

ヒトタメ株式会社 執行役員CFO 間嶋正明氏
飲食店に特化した清掃業務を展開。発想力に富んでいることが話の端々から伝わります。間嶋氏は幾つもの肩書きを持っていますが、信条として「何も持たない」と語ります。欲しいのは知的財産。世の中をあっと言わせたい。コロナで大打撃を受けた飲食業に働き方を変える提案をしています。
ヒトタメ株式会社 https://www.hitotame.com

株式会社ANY 代表取締役 阿萬真紀氏
ITソリューションとコンサルティングで事業支援を展開。デザイナー、エンジニア、広告セールスマネージャーを経て起業した阿萬氏。地方自治体と若者を繋いだりとチャーミングな姿からは想像できないほどのバイタリティです。ちょっと変わったことをしたい、いろいろなことを面白がれるヘンタイ性のあるエンジニアと出会いたいと熱く語っていました。
株式会社ANY https://any-inc.jp

VACANCY OFFICE 五反田 / 株式会社トゲル 代表 小山拓氏
最後に登場したのは会場でもあるVACANCY OFFICE 五反田のオーナー。コワーキングスペースの運営やWEBサービスの企画等を展開しています。小山氏のアイディアは尽きることがないようで、浮かんだ「あったらいいな」を次から次へと実現させていくエネルギッシュな話に、会場は沸いていました。
VACANCY OFFICE 五反田 https://www.vacancy.jp/company/

<複業者アピール>
続いては複業者の皆様の自己アピールタイムです。参加された複業者の皆様は12名。KROW社の強みは登録者の有能さです。当日ご参加された方々もとても多彩な人材が揃っていて、それぞれの経歴やスキルのほか、今後の展望などが語られました。もちろん、企業側も熱心に耳を傾け、時折、質問も飛び交いました。
企業側も複業者側も熱が入り、気がつけばあっという間に予定よりもだいぶ時間が進んでいました。

<参加複業者 抜粋>

・ヤフー株式会社 商品企画、PR
・大手広告代理店 マーケター
・元ベンチャー企業代表 事業開発、マーケター
・大手化学メーカー 経営企画
・フードテックベンチャー企業 新規事業開発
・経営コンサル企業所属 中小企業診断士
・経営コンサル企業代表 中小企業診断士
・フリーランス 経営・事業企画

KROWに登録されている優秀な人材はこちらでもご確認いただけます。

懇親タイム

懇親タイムは大盛り上がり。かなり活発な交流が行われていました。皆様、共に手を組んだ際のビジネスモデルなど、恐らくそう遠くはないであろう未来の話に目を輝かせています。企業間や複業者間の交流も盛んに行われており、実際に会って話をすることの有効性や重要性が改めて感じられました。

参加者の声

当日ご参加いただいた皆様にインタビューしてみました。一部をご紹介します。

<企業側のご感想>
・直接会うことで新しい仕事のイメージが沸いてきた
・オンラインでのマッチングや出会いは必然となりがちだが、オフラインは偶然の出会いをうむ。偶然から生まれることも多々ある。偶然の産物はリアルだからこそ。
・まずは会って、人となりをよく知ってから、複業マッチングは生まれる。よく知らないと本当の意味では仕事を頼めない。そういった意味で、こういう交流は必要だ。
・普段は出会えない職種の方、それこそ職人気質の方には中々会えないため、貴重な体験だった。とても興味深かった。
生の声に心を動かされる

<複業者側のご感想>
特化した職業の方が多くいて、刺激を受けた
・オンラインでは分からないことがあると痛感した。
学びが多くあった
良い出会いがあった
・五反田にこういうところがあるとは思わず、来てみてすごくいいと思った。
・さまざまな方や企業の方と触れることで新しい視点にも気づけた
色んな業種の方と一度に会えて、話を聞けるというのはオフラインの良きところだなと思った。
・ぜひ今後も開催してほしい。

興奮気味にお答えいただく様子からも当日の収穫の多さが滲み出ていました。

まとめ

最も強く印象に残ったのは、リアルでの交流の必要性です。人となりが分からないと信頼して依頼できない、という企業の声も複数聞かれました。相手が見えない契約は淡白です。関係性も希薄になりがちだと感じている人が圧倒的でした。
 “「シーズ志向」に注目して軸を変えてみると、人や企業が既に持つスキルや強みを活かすことによって、計り知れない可能性が生まれるのではないか。また企業が現在抱えている問題にも最短距離で解決策を探れる可能性もあれば、全く思いも寄らなかった新しい事業が始まる可能性もある。”
そんなこれからの複業マッチングの在り方に、スタート時よりも遥かに大きな期待の中イベントは結ばれました。

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[取材・編集 KROW編集部]

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