プロボノで国際協力できる?具体的な活動内容も合わせて解説。

プロボノ

プロボノで国際協力できる?具体的な活動内容も合わせて解説。

近年において、様々な働き方が注目されつつあり、その中でもパラレルワーカーとしてプロボノ活動をしている方も増えてきています。

そんなプロボノですが、実は国際協力としても貢献できることをご存知だったでしょうか?

今回は、プロボノで国際協力ができるのか?という点から具体的な活動内容までご紹介します。

プロボノとは?

プロボノとは、自分の専門的スキル・経験を活かした無償の社会貢献を指します。

プロボノは元々、アメリカやイギリスなどの先進国で生まれた背景があり、法律専門職の方々の支援により始まりましたが、その後世界に浸透し、様々な専門分野においても、プロボノの活動が取り組まれるようになりました。

プロボノにおける国際協力とは?

自身の専門的スキルを活かして無償の社会貢献をするプロボノですが、それらスキルを国際協力に繋げることもできます。

世界の発展途上国に支援をしているNPOなどの団体は、常に資金不足に悩まされています。

その理由としては、支援を必要とする国に対して少しでも多くの資金を使いたいと思うことに加え、それを実行に移す人件費が必要になってしまうからです。

そういった点から、国際協力を行っている団体にとって、「専門性」「無償」というプロボノワーカーの存在はとても助かる存在です。

逆にいうと、プロボノとして活動する人の貢献度は凄まじく、より貢献の実感・やりがいを得られることでしょう。

プロボノで特に国際協力に活かせるスキルは?

プロボノにおいて、基本的にあらゆる経験を活かすことができるため、一概には言えませんが、あえて述べるとするならば「IT・広報」に関する専門性は求められている傾向にあります。

そもそも、IT人材の需要が高いということもありますが、国際協力ではより多くの人に活動のことを知ってもらい、支援や協力を募る必要があります。

そういった中で必要となるのが広報の力であり、その中でも世界に広報をするためにも、Web上で広報する必要があります。

つまり、Web上での広報に必要なスキルである、

・Webサイト制作
・Webマーケティング
・動画制作
・Webライティング

などのスキルが特に求められています。

国際系のプロボノを募集されているサイト

REALs(リアルズ)

リアルズは、国際協力NGOで、「紛争・テロ・社会的な暴力を防ぎ、乗り越え、共存できる社会」を実現させることをビジョンに掲げています。

具体的には、寄付などの支援や活動への参加、活動を広めるなどを通して支援活動に取り組んでいます。

その中でもプロボノに関してご紹介すると、

・マーケティング分野
・広報分野
・海外事業サポート

などのスキルを持った人を求めており、募集をしています。
参照:プロボノとして活動に参加する│国際協力NGO Reach Alternatives

アクセス

アクセスは認定NPO法人であり、フィリピンと日本で活動する、京都生まれの国際協力NGOです。

フィリピンで貧困や人権侵害に直面する子どもや女性を対象に、「子どもに教育、女性に仕事」を柱とした活動をしています。

プロボノ活動も募集をしており、「貧困や人権侵害のない平和なアジア」の実現を手伝ってくれる人を募っています。

具体的に求めているスキルとしては、

・SNSの運用
・ウェブ広告の運用
・広報用写真の撮影
・広報用動画の編集

などのスキルを求めているようです。
参照:​​ボランティア・プロボノとして参加 | 認定NPO法人アクセス

activo(アクティボ)

アクティボでは、国際系プロボノ募集がされています。

一部を紹介すると、「世界中の子供たちがオンラインで出会い、成長していけるプログラムを一緒につくろう」という募集がされています。

こちらは、プロボノとして募集をされているのですが、経費としていくらか報酬を得られるようです。

具体的な内容としては、学校の先生方からヒアリングした、

・With The Worldの授業を通じてどのようなスキルを身に着けてほしいか
・生徒の英語レベル
・生徒の国際交流に対するモチベーションや慣れの度合い

を考慮し、プログラム回数、授業で取り扱うテーマ、プレゼンテーションやディスカッションのトピック決め、時間配分の設定を行うという内容です。
参照:★正社員募集!オンライン国際交流プログラムをデザイン&世界に届ける教育チーム by With The World

他にも、過去に「アフリカと日本をつなぐ支援活動」という形で、サムネイル作成やチラシ作成の募集などもされていました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、プロボノで国際協力ができるのか?という点から具体的な活動内容までご紹介しました。

スキルアップをしながら国際協力をする活動に少しでも興味がある方は、検討してみてはいかがでしょうか?

本記事が少しでもお役に立てていれば幸いです。

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[取材・編集 KROW編集部]

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