副業・複業は個人事業主の開業届が必須?開業届けを出すメリットをご紹介します。

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副業・複業は個人事業主の開業届が必須?開業届を出すメリットをご紹介します。

近年において、副業や複業という働き方は注目されてきています。

そんな中で、「個人事業主としての開業届が必要なのか?」「開業届を出すメリットって何があるの?」と気になっている方も多いかと思います。

そこで本記事では、「副業や複業をしている方が開業届を出す必要があるのか?」という点から「開業届を出すメリット」までご紹介します。

副業・複業は個人事業主の開業届が必須なのか?

結論からいうと、サラリーマンとして活動していても、自営の副業や複業を行うことで、個人事業主の開業届を出す義務が発生します。

そのため、副業や複業の事業開始等の事実があった日から1月以内に提出する必要があります。

副業や複業が個人事業主としての開業届が義務といわれると、「提出しなかったらどんな罰則があるの?」と気になりますよね。

しかし、提出しなかったことで何か罰則があるわけではありません。

そのため、副業や複業を始めた人は、個人事業主の開業届を出すメリット・デメリットを考慮して決める方もいます。

【副業・複業】個人事業主が開業届を出す5つのメリット

事業所得で申告できる可能性がある

個人事業主が開業届を出すことで、副業や複業の所得を事業所得として申告できるようになります。

しかし、事業所得として認められるためには、様々な条件を満たす必要があり、「その所得がなくなってしまうと生活できなくなるかどうか」なども条件として挙げられます。

その事業が、本業である場合は比較的簡単に事業所得として認められますが、副業や複業の場合は基準が厳しくなっています。

副業や複業をしている人にとって、ハードルが高いように思えますが、損益通算が行えたり青色申告ができるなどのメリットもあるため、検討する価値はあるでしょう。

青色申告ができるようになる

個人事業主が開業届を提出することで、青色申告ができるようになります。

青色申告をすることで、65万円の青色申告特別控除が受けられたり、必要経費として家族への給与が確保できたりなど、節税をすることができます。

青色申告をするための条件としては、事前に青色申告承認申請書と開業届を提出しておく必要があります。

また、青色申告承認申請書に関しては、開業してから2ヶ月という期間内までに提出を完了させなければいけません。

もし提出できないとその年は青色申告事業者として承認されず、青色申告ができなくなってしまうため注意が必要です。

屋号で銀行口座を開設することができる

開業届を出すことで、屋号を定めることが可能になり、銀行口座を開設することができます。

副業や複業をしている人にとって、個人の銀行口座しかないと事業と自分の区別ができないため、申告時などにとても不便な思いをします。

個人事業主の人にとって、屋号で事業用の銀行口座を作ることで、申告時の計算をスムーズに進めることができます。

税理士に無料で相談できるようになる

開業届を出すことによって、税理士から様々なサポートやサービスを受ける機会を増やすことができます。

開業届を出すことで、新規に開業したばかりの個人事業主を対象とした記帳指導を税理士が無料で行ってくれたり、無料相談会などの案内が届くようになります。

「税理士に相談」というと、基本的に有料であることが多いですが、開業届を出すことで無料で相談ができます。

個人事業主として副業や複業の活動をしている方にとって、税理士に無料で相談できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

確定申告の書類が税務署から送られてくる

開業届を出すことで、確定申告に必要な書類が税務署から毎年送られてくるようになります。

確定申告を毎年することは必須であり、その度にダウンロードや印刷などの手間がかかります。

しかし、開業届を出しておくことで毎年税務署から確定申告の書類が届くため、気づくきっかけになったり、スムーズに作業をすることができるようになります。

副業や複業をしている個人事業主の方にとって、確定申告の書類が送られてくることもメリットの一つと言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、副業や複業をしている個人事業主にとって、開業届は必要なのかという点や、開業届を出すメリットまでご紹介しました。

個人事業主として活動するとなると、様々な事務作業や準備など手間がかかる場面が多くありますよね。

しかし、開業届を出すことで一部の手間をなくすことができたり、困った時に無料で相談できるなどのメリットもあります。

副業や複業の活動をしている方は、開業届の提出を検討してみてはいかがでしょうか?

本記事が少しでもお役に立てていれば幸いです。

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