公認会計士がスキマ時間に行うおすすめの副業!

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公認会計士の副業にはどんなものがある?

2018年のモデル就業規則の改定によって、企業に働く方も安心して複業・副業を行うことができるよう、ルールが整備されました。公認会計士も例外ではなく、会計事務所や会社で勤務する多くの会計士が副業を始めています。今回は、公認会計士の副業にはどんなものがあるのか、注意点などを解説していきます。

そもそも公認会計士に副業は必要なのか?

2008年のリーマンショックによる大不況の記憶が残っている方も多いと思います。公認会計士が所属する監査法人は、リーマンショックによる企業の業績悪化によって、企業から受け取る報酬が激減し、会計士の早期退職を募集したり、給料を下げたりする事例が相次ぎました。

コロナ禍においても同様の事が起こり得ますし、今後近い将来、監査業務もAIに取って代わられるとの予測もあります。単純にすべての仕事がなくなるというわけではないですが、AIが行う仕事以外に更に付加価値の高い仕事を求められることになるでしょう。

士業と呼ばれる会計士でもより幅広く知見を広め、複業によって自身の価値を高めていかなければならないのです。

公認会計士におすすめの副業5選!

ここからは公認会計士におすすめの副業を紹介していきます。

①ライター

雑誌、書籍、ウェブメディアのコラム等、ライターとしての副業は公認会計士との相性も良いです。クラウドソーシングサイト等で募集されている案件では、金融・法律関係の知識があると報酬の単価が高く設定されていることが多いです。

いきなり高単価の案件を獲得するのはハードルが高いので、ブログで自身の専門知識をアピールするなど実績を着々と積み上げ、案件を獲得できるようにしましょう。

②予備校や大学の講師

公認会計士の資格取得を目指す、学生向けの予備校や大学の講師も副業として人気です。特にコロナ禍において、公認会計士のリモート学習の需要が増えております。自身のスキルを活かして、人に教えられるという仕事はやりがいも感じられるのでおすすめです。

③企業のコンサルタント

起業したばかりの小規模企業やベンチャー企業などは、事務関係の人員が足りていないことが多く、それらの業務を副業会計士に委託することがあります。業務の効率化や監査業務など、企業の経営にコンサルタントとして関われるので、将来のキャリアプランを考える上でも役立ちます。

④開示書類のチェック業務

経理部門の人員が不足している企業では、開示書類のチェック業務を会計士に外注化しています。受託した会計士は、期限までに改善や修正などフィードバックを行います。自身の裁量で業務量を調整し、本業とのバランスを考えて臨みましょう。

⑤会計事務所でのアルバイト

自身が所属している所とは別の会計事務所・アウトソーシング会社・コンサルティングファームの仕事で、アルバイトとして働くのもおすすめです。

副業の内容は上記と同様ですが、新たな業務形態やスキルを学ぶことによって経験が増えます。いずれ独立して起業するときにその経験が活きてくるでしょう。

公認会計士が副業を行う上での注意点

まずは自身の所属する事務所が副業を許可しているかどうか確認しましょう。法律では推奨されている副業ですが、企業によっては就業規則によって禁じられている場合もあります。違反すると不利益を被ることがあるので注意しましょう。

また、公認会計士は高い専門知識と倫理観を求められる職業です。倫理観に反する団体からの要請にははっきりと断る必要があります。

副業に労力をかけ過ぎると、本業がおろそかになるリスクもあります。副業を禁じている企業があるのもそれが理由です。本業とのバランスを考えて行いましょう。また中には、労力に対して報酬が見合っていない仕事もあります。副業は自身の裁量で決めていくものなので、判断はしっかりしましょう。

また、お金を得るだけの「副業」ではなく、やりがいや人生の楽しみに主眼を置く「複業」という捉え方をした方が長続きしがちです。自身の人生の選択肢を広げるためにも、お金以外に本当に自分が楽しいと感じる仕事を選びましょう。

まとめ

今回は公認会計士におすすめな副業5つと注意点について解説しました。

副業は今や日本社会でもポピュラーなもので、就業規則さえ満たせばだれでも行うことができます。特に公認会計士は資格を活かして幅広い業務を行うことができます。副業にはうってつけです。

特に最近は、お金だけの「副業」だけではなく、やりがいや充実感に特化した「複業」と呼ばれるものに注目が集まっています。

自分の資格を活かして、人に教える講師の仕事をする、企業のコンサルタント業務で利益向上に貢献するなど、よりやりがいを感じられる可能性を公認会計士は持っています。ぜひこの機会に複業にチャレンジしてみましょう。

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[取材・編集 KROW編集部]

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