今さら聞けない!
複業に興味がある人が最初に読むべき複業の基礎
知っておくべき副業の基礎知識
複業とは何か、正しく説明することはできますか?
「今の仕事の他に別の仕事を持つことでしょ?」そう思っている方は間違った認識をしている可能性が高いです。
近年注目され始めた「複業」ですが、意外にも本質を正しく理解している人がまだ少ないのが現状です。
働き方が急速に変化している今、時代に置いていかれない為にも、複業に関する正しい基礎知識を今のうちにつけておきましょう。
その認識は間違い!複業と副業の違い
複業とは、読んで字の如く「複数の仕事を持つ」と言うことです。
ここで複業と混同してしまいがちなのが「副業」です。
複業=「今の仕事の他に別の仕事を持つこと」と言う考え方は、間違いとは言い切れませんが、それでは副業との違いが曖昧になってしまいます。
では「複業」と「副業」それぞれの違いは一体何なのでしょうか。
- 複業(Multiple jobs, parallel worksなど)
導入で述べたように、文字通り同時に複数の仕事を持つ働き方です。
この働き方では、1つの仕事を主軸とするのではなく、2つ以上の様々な仕事を同時に持った上で、それぞれの仕事を本業として並行しておこないます。
つまり、それぞれの仕事のパワーバランスが対等というイメージです。
- 副業(a side business, a second jobなど)
仕事を複数持つと言う点では①の複業と同じですが、仕事の力関係が異なります。
この働き方では、本業を持った上で、空き時間に別の仕事をあくまでサブとしておこないます。
つまり、優先順位は本業に劣るというアルバイトというイメージです。
まとめると、複業の方がより時間と労力を伴い、責任を持って取り組む働き方だと言うことです。
複業の始め方
複業と副業の違いは分かりました。
そのうえで「自分は会社員だから副業(サブの仕事)しかできない」「複業をしたいので会社を辞めなければならない」と思っている方が多いのではないのでしょうか?
実は、正社員としての本業がある方でも複業は可能です。
複業で収入を得るために、必ずしもフリーランス(個人事業主)になる必要はありません。
そこで、複業で収入を得る3つのパターンを紹介します。
- 会社員+フリーランス
- 会社員+会社員
- フリーランス+フリーランス
自分はどれに当てはまるか、どの方法が一番合っているかチェックしてみてください。
- 会社員+フリーランス / フリーランス+会社員
会社に勤めながら、空いている時間を使って複業をする(本業を増やす)働き方
フリーランスで仕事を持ちながら、会社に勤務する働き方
【メリット】
・安定的な収入を得られる
・保障が手厚い
【デメリット】
・時間が限られる
・企業の許可が必要
2. 会社員+会社員
企業の正社員として2つ以上の本業を手にする働き方
【メリット】
・最も安定的な収入を得られる
・保障が手厚い
【デメリット】
・制限が多く、最もハードルが高い
・それぞれの企業の許可が必要
3. フリーランス+フリーランス
フリーランス(個人事業主)として自ら複数の本業を契約する働き方
【メリット】
・自由度が最も高い
【デメリット】
・安定した収入と保証がない
一般的には、まず現在勤務している会社で社員として働きながら副業を始め、その後、副業である程度収入を得られるようになってきたら、副業を本業にする。つまり「会社員+フリーランス」で本格的に複業を開始する人が多いとされています。
そのまま会社員を続ける方もいますが、複業の収入が安定し始めた時点で、「フリーランス+フリーランス」に切り替える人も少なくはありません。
もちろん最初からフリーランス一本で複業を始め、収入を得ている方も多くいます。
自分に合った方法で複業を初めてみてください。
複業が向いている人と具体的な仕事内容
複業としてやりたい仕事がある、夢があるという人だけが複業に向いているとは限りません。
複業といっても幅が広く、どのような仕事をすればいいか分からないという人でもできる仕事はたくさんあります。
まずは複業のメリットを知ったうえで、具体的な仕事内容を見てみましょう。
複業という働き方が向いているかもしれません。
【複業のメリット】
・自由度が高い(場所、時間、仕事内容など)
・スキルを活かせる、スキルアップができる
・収入U Pの機会が多い
・リスクが分散できる
・目標達成が見えやすい
など
つまり、自己管理ができて単独であっても自ら行動できる人が複業に向いていると言えます。
【複業の種類】
・web関連(webサイト作成・運営、webディレクターなど)
・ライター(記事の作成、編集、校閲など)
・エンジニア・プログラマー
・コンサルタント
・クリエイター(動画撮影・編集、写真家、デザイナー、イラストレーターなど)
・講師・インストラクター(勉強、スポーツ、料理、アートなど)
・店舗経営・販売(個人経営、webショップ、代行、F Cなど)
など
以上は代表的な例の一部に過ぎません。
複業でできる仕事は想像以上にあります。
また、複業のメリットとして複数の職種を組み合わせて収入を得ることも可能です。
スキルや経験がなくても、自分の趣味や特技が仕事につながる機会も多いにあります。
まずは自分の興味があることから、どの様に収入が得られるか考えてみることが複業を始める一歩になります。
「複業」をはじめよう!
KROWはこのようなご自身の持てる能力を広く社会に還元する(複業=Multiple job)意欲のある方をサポートしおつなぎしております。
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[取材・編集 KROW編集部]
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